紙加工部門

紙加工部門では、丸住製紙が製造した巻取の製品をお客様のニーズに合わせ様々な寸法に裁断加工しています。

小判カッターでは主にコピー用紙への加工、大判カッターでは平判用紙への加工、スリッター加工では指定サイズへ加工を行い日夜品質向上に向け努力しています。

小判カッター設備

小判カッターでは、アンリールスタンドに巻き取り5本を掛け、デカーラ部で巻き取りの巻きぐせカールを取ります。その後、幅（スリッター）加工、流れ方向にシンクロカッターによりB5・A4・B4・A3の各サイズににカットして500枚単位で払い出しを行います。次工程の包装、ケース（段ボール）詰めを行い、ロボットによるパレット積み後に荷崩れ防止のためシュリンク包装をして出荷します。

大判カッター設備

大判カッター1号機では、600mmから1626mmまでの巻き取り幅を最大10本まで掛けられ、仕上げ幅が400mmから1580mmまで3NCスリッターで幅加工を行い、切断長ではシンクロカッター方式で400mmから1250mmまでの加工に対応しています。

2号機では、600mmから2000mmまでの巻き取り幅を8本まで掛けられ、仕上げ幅が415mmから1950mmまで3NCスリッターで幅加工を行い、切断長では電気式シンクロナスカッター方式で500mmから1250mmまでの加工に対応しています。

自動包装機では、幅450mmから1260mm、流れ450mmから900mm、厚さ20mmから70mmまでに対応しています。

スリッター加工

スリッターマシーン1・2号機では、2ドラムサーフェス(バーチカル)型ワインダーで、600mmから1800mmの巻き取りを掛けられ、シャーカット方式5組、最小スリッター190mmの加工ができ、指定サイズと指定巻きメーターの加工が対応できます。次工程の手動巻き取り包装機で製品ロール寸法は直径600mmから1300mm、幅383mmから1900mmの包装に対応しています。