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紙管部門

紙管は、段ボ-ル・新聞・雑誌などの古紙を原料とした「紙管原紙」と呼ばれる板紙を素材に製造され、様々な用途に使用されます。
製造課 紙管部門では、製紙用の新管製造と再生紙管の製造を行っております。

紙管

設備

1980年 12月 紙管製造設備設置
1999年 5月 紙管製造設備設置
  • ボビンスリッタ-
  • スパイラルマシン(紙管原反製造)
  • 紙管加工機(No1~4)

製造工程

購入した紙管原紙から、以下の工程によって紙管を製造し、出荷しています。

紙管原紙 →  1.ボビン加工
2.スパイラル加工
3.シーズニング
4.紙管加工
5.梱包・出荷

1.ボビン加工

ボビンスリッタ-にて紙管原紙(巻取)をスリットし、スパイラル工程で使用する任意の巾の巻取 (スリット原紙) に加工します。

  • ボビンスリッタ-
    ボビンスリッタ-
  • 加工後のスリット原紙
    加工後のスリット原紙

2.スパイラル加工

ボビン加工後のスリット原紙を、スパイラルマシンにセットし、紙管の 原管 を製作します。

スパイラルマシンでは、所定の枚数のスリット原紙を
『重ねる』 + 『接着剤にて貼り付ける』 + 『所定の長さでカットする』 
工程を連続で行っています。

  • スパイラルマシン
    スパイラルマシン
  • 加工後の原管
    加工後の原管

3.シーズニング

紙管の原管は、シ-ズニングラックに保管され、約1か月間 ラック乾燥を行います。

シ-ズニング工程を完了した原管は、強度・寸法安定性が向上します。

  • ラック乾燥
    ラック乾燥

4.紙管加工

シ-ズニング工程を完了した原管は、紙管加工機にて 製品規格寸法にカットされ、
端部に口金をセットします。 (口金ポンチング)

また同時に、注文された規格にあっているかのチェックも行います。

  • No1加工機
    No1加工機
  • 口金ポンチング
    口金ポンチング

5.梱包・出荷

出来上がった紙管は、運搬途中の水分変化防止として梱包され、出荷されます。

  • 梱包
    梱包
  • 出荷
    出荷

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